「災害が起きたら、まずお金のことが心配」という方は多いのではないでしょうか。
私は防災リュックや、いざという時持ちだす予定のポーチ、普段使っている定期入れなどに現金を常にいれていて、災害時の現金としています。日常ではスマホ決済が多いので現金を持たずに出かけることも多いですが、災害時に防災リュックを取りに家まで帰れるとは限りません。
電車が止まってしまい家まで歩いて帰らないといけないときに、自動販売機で飲み物を買うなどを想定し、日ごろから現金を持ち歩いています。
この記事では、災害時のお金の備えについて具体的に解説します。
災害時にお金で困る理由
ATMが使えなくなる
大規模な災害が発生すると、停電や通信障害によりATMが使えなくなることがあります。東日本大震災では、多くのATMが長期間使用できなくなりました。
電子決済が使えなくなる
PayPayやクレジットカードなどの電子決済は、インターネット接続が必要です。停電・通信障害が発生すると使えなくなります。
銀行窓口も閉まることがある
災害時は銀行の窓口も閉鎖されることがあります。通帳や印鑑があっても、窓口が開いていなければお金を引き出せません。
災害時のお金の備え【5つのポイント】
1. 現金を手元に備蓄する
最も重要な備えは現金です。目安は家族全員が1週間生活できる金額です。
備蓄する現金の目安:
- 1人暮らし:3〜5万円
- 2人家族:5〜10万円
- 4人家族:10〜20万円
小銭も重要!
災害時は自動販売機や売店での買い物が多くなります。100円・500円などの小銭を多めに用意しておきましょう。
2. 現金の保管場所を工夫する
現金はすべて一か所にまとめず、分散して保管しましょう。
- 防災リュックの中:3〜5万円
- 自宅の金庫・タンス:残りの金額
- 財布の中:普段使い分
3. 重要書類のコピーを防災リュックに入れる
以下の書類のコピーをジップロックに入れて防災リュックに保管しましょう。
必ずコピーしておくべき書類:
- □ 通帳(銀行名・口座番号がわかるページ)
- □ 保険証(健康保険証)
- □ 運転免許証・マイナンバーカード
- □ 火災保険・地震保険の証書
- □ 年金手帳
- □ パスポート(持っている方)
- □ 不動産の権利証
デジタルでも保存しておく
スマホで写真を撮ってクラウド(GoogleフォトやiCloudなど)に保存しておくと、書類が水濡れで使えなくなった場合でも確認できます。
4. 地震保険に加入する
火災保険に加入していても、地震による被害は補償されないことがほとんどです。地震大国の日本では、地震保険への加入を強くおすすめします。
地震保険のポイント:
- 火災保険とセットで加入する
- 保険料は建物の構造・地域によって異なる
- 補償額は火災保険の30〜50%が上限
5. 緊急小口資金などの公的支援を知っておく
災害時には以下のような公的支援制度があります。事前に知っておくと、いざという時に慌てずに済みます。
- 災害義援金: 被災者に配分される義援金
- 被災者生活再建支援金: 住宅が全壊・半壊した場合に支給
- 緊急小口資金: 緊急的な少額の資金需要に対応
- 生活福祉資金: 低所得者・障がい者世帯向けの貸付制度
今すぐできる3つのアクション
- ATMで現金を引き出して防災リュックに入れる(小銭も忘れずに)
- 通帳・保険証・免許証をスマホで撮影してクラウドに保存する
- 地震保険に加入しているか確認する
まとめ
災害時のお金の備えは、防災グッズと同じくらい重要です。今日この記事を読んだら、まず手元の現金を確認してみましょう。
「いざという時のお金の備え」が、家族の安心につながります!
